中学生が職場体験 ― 社会とつながる仕事を体感 ―
トーヨーエキスプレスでは、地域貢献活動(CSR)の一環として、
地元中学校の職場体験学習を積極的に受け入れています。
2024年も4名の生徒が当社を訪れ、現場を実際に見学・体験しました。
「運送業が社会とどのようにつながっているか」について学習
物を運ぶという一見単純な仕事の中に、社会全体を支える役割や責任があることを理解する機会となりました。
また、道路標識クイズも実施。
楽しみながら交通ルールを学べる工夫に、生徒たちからは「知ってるつもりだったけど、意外と難しかった!」
といった声が聞かれました。
敷地内の駐車場にて大型トラックに実際に乗車し、
運転席からの視界や死角の危険性を確認する実習も実施。
生徒たちは運転席に座り、どのように前方や左右が見えるのか、
逆にどの位置が「死角」になるのかを確認しました。
特に助手席に乗った生徒は、「思ったより見えない場所が多くてびっくりした」と話しており、ドライバーが常に安全を意識している理由を実感していました。
安全運転の重要性や歩行者としての注意点など、
交通安全教育にもつながる内容でした。
倉庫を見学・体験し、荷物の仕分け作業や流通の仕組みについて学びました。
生徒たちは、物流の現場で働く社員の案内のもと、実際にどのようにして荷物が仕分けられ、
出荷されていくのかを間近で見学しました。
実際に一部の作業を体験することで、物流の大切さやチームワークの重要性を感じてもらいました。
「ミスがないように何重にもチェックしていることに驚いた」といった声があり、
物流という“見えないインフラ”の重みを肌で感じる機会になりました。
UDトラックス東雲カスタマーセンターさんにご協力いただき、修理工場内の見学をさせていただきました。
普段なかなか入ることのできない整備エリアに足を踏み入れ、
≪大型トラックを下から見学する≫という貴重な体験をしました。
生徒たちも初めての光景に大興奮。
整備士の方からは、メンテナンスが安全運行にとってどれほど大切かを教えていただき、
目に見えない努力が社会を支えていることを学びました。
最終日には配達業務にも同行。社員に同乗し、実際に荷物を届ける現場を見学しました。
移動中は、時間を守りつつ安全第一で運転する姿勢に注目。社員が一時停止や安全確認を徹底する様子から、
プロの責任感を感じたようです。
お客様に荷物を渡す時の丁寧な対応や、時間を守る姿勢、周囲への気配りなど、
教室では学べない“働く姿”にふれる経験ができたと思います。